ダマサレテミタ Ep1 マルチ商法編 第2話 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

この話は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

また、一部の会社名も架空のものです。

 

目次

 

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このコラムの連載は月、水、金のみです。

 

また、「ダマサレタ」というネガティブなニュアンスではなく、

「(あえて)ダマサレテミタ」というポジティブなニュアンスの連載です。

ドン引きするような被害は無いはずです。

(最終Epはちょっと微妙)

 

では説明はコレくらいで本編。

 

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「ちょっと会えないかな?」

 

宇津木はそう言った。

 

僕は基本的に休みの日に、

一切のスケジュールを入れてないので、

都合をつけるのは簡単。

 

ただこのときは深夜勤務。

連休をもらってはいるけど、

休みの日は昼型の生活に戻り、

また仕事の日は昼に寝て深夜勤務。

 

簡単に言うと、

週休二日なんだけど、

実質週休一日みたいな、

もったいない時間の使い方をしていた。

 

その貴重な休みを…。

 

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数日後。

 

僕は東京の方の駅で待ち合わせ。

 

結局OKした。

あまり一緒には遊んでなかったとはいえ、

懐かしい仲間なのは事実。

休みくらいつぶすさ。

 

どんな話なのかあまり具体的に教えてくれなかったので、

結局よくわかってないが、

まあ会えばわかるだろう。

 

駅で合流。

 

あれ?

 

「やあ!yosi君。

来てくれてありがとう!」

 

印象が全然違う…。

 

金髪だった髪は黒くなり、

無難な短めのもの。

おしゃれな要素は皆無。

 

また、スーツを着てバリッと決めてる。

こんな宇津木は見たこと無い…。

 

この時点で、

何かおかしいとはちょっと思った。

 

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駅近くのマクドナルド店内。

 

僕はマックは、

はっきり《嫌い!》だが、

まあ彼の希望だからしょうがない。

僕はモスバーガー、ケンタッキー派。

 

そんなことはどうでもいい。

 

さて、何が始まるのだろう。

 

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適当なものを注文し、

近況の雑談。

 

ところが。 


さっぱり本題が始まらない。

 

「ゴメンね~。

そろそろ来ると思うんだけど…」

 

「誰が?」

 

「斉藤さん」

 

「?」

 

「俺の新しい仕事を、

誘ってくれた人だよ。

もうすぐここに来るんだ!」

 

一切聞いてないぞ。

そんな話。

 

そうこうしてる内に、

その斉藤さんとやらが来た。

 

メガネで誠実そうで、

それでいて目が笑ってないスーツの若い男性。

30歳前後かな。

僕らが20代前半だから、ちょっと年上だ。

 

「始めまして!斉藤です。

今日はよく来てくれました!

これからマイングループの、

健康食品の話を始めます!」

 

なんだそりゃ。

 

11/24(月)に続く。