ダマサレテミタ Ep2 デート商法編 第2話 | yosiのゲーマー日和

yosiのゲーマー日和

元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

このコラムは現実を基にしたフィクションです。

登場人物名、一部の会社名は架空のものです。

更新は月、水、金になります。


目次

 

==========

 

ちょっと恋愛関係で落ち込んでいたときに、

見知らぬ女性からの胡散臭い電話。

 

電話に付き合うことにした。

 

==========

 

実際、あんまりこの電話、

内容覚えてないんだよね~。

 

ただ、

「年齢」

「貯金」

「収入」

「恋愛経験の有無」等々を聞かれたと思う。

 

それもとてもフレンドリーな口調で。

 

で、ちょうど先日に、

話のネタになるような若い女性とのイベントもあったもんだから。

 

そのまま完全に世間話モードになってしまった。

 

==========

 

「そんなわけで気になっていた女の子と、

その彼氏を見る羽目になったわけ」

 

若い女性

「それなんなんだろうね?

なんでわざわざ君に彼氏を見せ付けたんだろう?

まあそこまで考えすぎないほうが良いよ~!」

 

==========

 

1時間が経過

 

「ちょっと話が盛り上がりすぎたね。

つーか僕お風呂入っているから裸だし…

優香(ゆうか)さんはこんな長い間はなしていて平気なの?」

 

若い女性の優香

「大丈夫大丈夫!

へー。yosi君今裸なんだ♪

想像しちゃった♪」

 

いつのまにか互いに名前を呼び合う感じに。

 

==========

 

さらに30分経過

 

「ふーん。

宝石の店に勤務してるんだ」

 

優香

「そうだよ~。

横浜の西区のジェントルっていう店にいるんだ~。

店に来てよ~!」

 

「でも宝石なんて必要ない」

 

↑ここははっきり伝えた。

 僕はゲームを買うのに忙しいんだ。

 

==========

 

優香

「そうなんだ~…

でも、折角ここまで話したんだし、

yosiさんの顔を見てみたいな~…。

買わなくても良いから店に来てよ!」

 

「まあ確かに…

優香さんの話しかなり面白かったし、

僕も会って見たいとは思うかな…。

 

だけど宝石は買わないよ?」

  


優香

「うん!それでいいよ!

顔を出してくれるだけでもうれしいな♪」

 

==========

 

そして僕はお風呂から出て、

優香さんの店の電話番号と、

個人の携帯番号(実際は店支給だろうけど)を聞いてメモした。

 

そして僕の携帯電話番号を教えて、

次の休みの日に店に行くことになった。 


この時点で、

騙されているだろうということはうっすら分かってたけど。

 

まあでも、

ここまで話が盛り上がった相手の顔を見てみたかったし、

もしかして騙し騙されの関係を超えて、

本当に恋愛が始まるかもという淡い期待もあり。

 

次の休み、僕は横浜駅東口にいた。

あとはネットで調べた地図を頼りに…。

 

宝石店ジェントルを見つけた。

結構駅から近かったな。

高級店な感じだな…。

 

続く。