登場人物名、一部の会社名は架空のものです。
更新は月、水、金になります。
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ちょっと恋愛関係で落ち込んでいたときに、
見知らぬ女性からの胡散臭い電話。
電話に付き合うことにした。
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実際、あんまりこの電話、
内容覚えてないんだよね~。
ただ、
「年齢」
「貯金」
「収入」
「恋愛経験の有無」等々を聞かれたと思う。
それもとてもフレンドリーな口調で。
で、ちょうど先日に、
話のネタになるような若い女性とのイベントもあったもんだから。
そのまま完全に世間話モードになってしまった。
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僕
「そんなわけで気になっていた女の子と、
その彼氏を見る羽目になったわけ」
若い女性
「それなんなんだろうね?
なんでわざわざ君に彼氏を見せ付けたんだろう?
まあそこまで考えすぎないほうが良いよ~!」
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1時間が経過
僕
「ちょっと話が盛り上がりすぎたね。
つーか僕お風呂入っているから裸だし…
優香(ゆうか)さんはこんな長い間はなしていて平気なの?」
若い女性の優香
「大丈夫大丈夫!
へー。yosi君今裸なんだ♪
想像しちゃった♪」
いつのまにか互いに名前を呼び合う感じに。
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さらに30分経過
僕
「ふーん。
宝石の店に勤務してるんだ」
優香
「そうだよ~。
横浜の西区のジェントルっていう店にいるんだ~。
店に来てよ~!」
僕
「でも宝石なんて必要ない」
↑ここははっきり伝えた。
僕はゲームを買うのに忙しいんだ。
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優香
「そうなんだ~…
でも、折角ここまで話したんだし、
yosiさんの顔を見てみたいな~…。
買わなくても良いから店に来てよ!」
僕
「まあ確かに…
優香さんの話しかなり面白かったし、
僕も会って見たいとは思うかな…。
だけど宝石は買わないよ?」
優香
「うん!それでいいよ!
顔を出してくれるだけでもうれしいな♪」
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そして僕はお風呂から出て、
優香さんの店の電話番号と、
個人の携帯番号(実際は店支給だろうけど)を聞いてメモした。
そして僕の携帯電話番号を教えて、
次の休みの日に店に行くことになった。
この時点で、
騙されているだろうということはうっすら分かってたけど。
まあでも、
ここまで話が盛り上がった相手の顔を見てみたかったし、
もしかして騙し騙されの関係を超えて、
本当に恋愛が始まるかもという淡い期待もあり。
次の休み、僕は横浜駅東口にいた。
あとはネットで調べた地図を頼りに…。
宝石店ジェントルを見つけた。
結構駅から近かったな。
高級店な感じだな…。
続く。