いたスト新作紹介と桃鉄との比較 | yosiのゲーマー日和

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宮本さんと堀井さんの対談

公式サイト

スクウェア・エニックス
いただきストリートDS
 
ファミコン時代から続いている、
「いただきストリート」(以下いたすと)シリーズの新作が、
DSで6/21に発売。
 
今回の売りは、
マリオシリーズとドラゴンクエストシリーズの競演。
 
ではゲームの内容解説。
 
・ガチすぎるボードゲーム。
 
ボードゲーム上の店を購入し、
他の人を自分の店に入れてお金を奪い取り、
株購入や店の開発をしてお金を稼ぎ一位を目指すゲーム。
 
同種のお金稼ぎボードゲームに、
「桃太郎電鉄」(以下桃鉄)というゲームがあるけど、
似ているようではっきり違う。
 
【お金稼ぎ】
 
・桃鉄
対戦相手からお金を奪い取ることはそんなに重要ではない。
金稼ぎの方法は無数に存在する。
ただ目的地に入るだけでも結構な額の賞金が入る。
 
 
・いたすと
対戦相手からお金を奪うことが重要。
金稼ぎの方法はそんなに多くない。
ボードを一週すると賞金が入るが、
そんなに多い金額ではない。
 
【マップ】
 
・桃鉄
自由度が高い。
目的地は存在するけどそれから外れるのも自由。
また、「プラス駅」「マイナス駅」等の概念が存在し、
プラス駅を狙えばお金稼ぎも可能。
特殊なルートを使わなければマイナス駅から逃げることも容易。
カードの力に頼って移動をすることもできる。
 
・いたすと
自由度が低い。
基本は一本道と考えたほうが良い。
一部ルートが選べるものも存在するが、
大体は「目の前にある脅威」から逃げる術は無い。
また戻ることは基本的に不可。
 
さらに大体のシリーズで、
「サイコロの振りなおし」ができない。
サイコロ振った直後にセーブされるか、
セーブ自体の回数が制限されているかのどちらかで、
不正の入る余地が少ない。
 
【対戦相手】
 
・桃鉄
コンピューターはそんなに強くない。
最近のシリーズでは「インチキしてる強さ」の、
コンピューターもいるけど、倒せなくは無い。
「複雑なゲーム」なので、コンピューターの頭脳では限界がある。
人と対戦するのが楽しく、一人用はオマケと考えたほうがいい。
また沈んでも復活や逆転要素が多い。
 
・いたすと
はっきり強いコンピューターが存在する。
また「蹴落とす」こと重視のゲームシステムの為、
対人プレイは「同じくらいの実力」で、
「フェアプレイ精神」の強い人同士でないと、
楽しさよりも憎しみが募る。
沈んだときの救済措置もほぼ無く、ジリ貧になることが多い。
 
一人用プレイが充実してて、
コンピューターのキャラクターが立っていて面白いので、
そちらがメイン。
 
【まとめ】
 
・対人パーティゲームとして優れる「桃鉄」
・一人用ガチゲームとして優れる「いたすと」
 
このゲーム性を知らないで、
キャラクターでなんとなく購入してしまうと、
イタイメ見るので注意。
 
はっきり言って、
いたすとは「気軽にプレイ」って感じじゃないの。
流れに乗れず、
目の前に高額の他人の店があるときのプレッシャーは、
尋常じゃないし。
 
どれほど高い実力があっても、
サイコロ運が悪いと流れに乗れないし。
 
その分、勝ったときの嬉しさも格別だけどね。
 
yosiは、10年以上前のスーパーファミコン版も、
結構最近のPS2版も、
相当にやりこんで100時間以上遊んでいるし、
ゲーム性は大きく変わらないだろうから新作はスルー予定。

いたすとは「疲れるけど面白い」が、
今はその疲れるのがちょっと重い…。
 
でもマリオがいたすとに登場は、
ちょっと見てみたい。
評判しだいでは勢いで買うかも。
 
6月欲しいゲーム少ないし。