うみねこのなく頃に 紹介 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
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月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

「そして誰もいなくなった」

アガサ クリスティー, Agatha Christie, 清水 俊二
そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

推理小説の古典。

島に集められた10人が、

わらべ歌に沿って一人一人殺されていき、

最後は全滅する。

 

母さんからこの本を借りて読んだのだが、

最初この結末を見たときには呆然としたもんだ。

「ナンダヨコレ、コレで終わりかよ!どういう結末だよコレは!」

 

ま、その後回答編が始まるんだけどさ。

最初に読んだ推理小説だから、

そういうお約束も知らなくてさ。

ちょっと母さんに詰め寄っちゃった。

 

読み終えた後は充実感があった。

さすがに名の知れた古典。

 

で。

 

今回紹介するのはこちら。

うみねこのなく頃に公式

 

PCで遊べる同人ソフト。

妹が「マニア集合イベント」のコミケで買ってきた物。

 

「孤島の名家の館で詩に沿った連続殺人」

という、非常に王道のミステリー作品。

前出の「そして誰もいなくなった」に、

影響を受けている部分も、

いくらか見受けられる。

 

ただ。

 

・選択肢がない 基本は絵と音が入った小説

・今作は出題編の為、回答は分からないまま

 

ネタバレは避けるけど、

基本的にはかなり不可解な状況の殺人が続き、

そのまま何も謎がとかれず終わる。

 

これは、

その回答を考えるというゲームらしい。

 

yosiはなんだかんだとハマッテしまった。

ゲーム自体は8時間くらいで終わったんだけど。

 

その後のみんなの推理を掲示板で読むのに、

もう20時間くらい使ってる。

おかげで他のゲーム全く遊んで無い…。

 

ただこの作者、

前作に当たる作品で、

推理物としては反則と呼べる手法を使ってるので、

今作もその可能性がある。

(前作については公式サイトのリンクでいけます)

 

それも含めて推理が楽しいんだけどね。

 

ただ、

続きは冬まで出ないので、

適当なところで推理ゲームは切り上げるつもり。

 

登場人物は18人。

お気に入りは「和風婆やお手伝いさん」

 

みんな西洋風の服で館も中世風。

そんな中の普通のおばあちゃんが、

非常にいい味出してる。なんかホッとする。

あんまり重要な立ち居地じゃなさそうだけど、

こういう賑やかしは大事と思う。

(もし重要人物だったらどうしよう)

 

・興味を持った方へ

絵はかなり稚拙ですが、

殺人後の人の描写はなかなかうまいです。

音楽も情景に合ってます。

殺人にはグロイ描写があり、

苦手な人にはオススメしません。

あと、完結してないという点で、

かなりイライラする可能性があります。

また、正統派推理物である保障はしません。

 

同人ソフトなので買える場所が限られています。

詳しくは公式サイトのショップの欄参照。

 

OPムービー1

OPムービー2

 

ムービー見て惹かれた方はどうぞ。

あと、そこそこの性能のPCが必要です。

XP以上推奨。