2007年9月 PS3事業の現実 | yosiのゲーマー日和

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関連記事PS3撤退間近なのに…

 

↑この記事を書いた後、

「今回のニュースだけで、

撤退が近いというのは、

まだ早いのではないか」という指摘を、

友人から受けました。

 

ですが。

 

実際は、

そんな甘っちょろい状況にないです。

もう完全にPS3は撤退はたぶんもうすぐで、

下手するとPSP、PS2も巻き添えになります。

 

【以後いつもの口調】

 

ソニーの子会社であるSCEは、

PS2で得た大量の利益を、

全てPS3の開発費につぎ込み、

PS3の不振によりもはや赤字の固まりになった。

 

・ハードは一台売るたび赤字

・開発が困難なので今のところ、

特性を活かした良ゲームがほぼない

・PS1、2の互換が不完全

・廃熱がイマイチなので異常に熱くなる

・サポートは悪い

 

また、最近また、、

致命的なニュースが流れた。

 

PS3戦略 すき間風

↑日経産業新聞より

 

「販売不振のPS3事業に対して、

ソフト会社が【ロイヤリティ】の引き下げを要求してきた」

という概要の記事。

 

もともとPS3事業は、

何一つ儲かる要素のない赤字事業。

ハードでもソフトでも。

ダウンロードコンテンツも商売にはなっていない模様。

 

そしてロイヤリティは、

そんな中で「儲けるための柱」

ゲームメーカーが

PS3でソフトを発売すればSCEが収益を得る。 

 

しかし、目標販売台数に届いてないのに、

ほぼPS2と同じロイヤリティを要求しているので(←推測)

他のメーカーが是正を申し出たという記事。

 

もはや、PS3事業は、救いようのないほど破綻していて…。

 

この事態を引き起こしたクタラギ前社長は、

とっくに更迭されていて。

 

SCE新社長平井さんは、

本当に本当につらい立場に立たされてる。

ソニー本社の助けはない。

ゲームメーカーは離反気味。

SCEは大赤字、改善の見込み無し。

 

yosiなら、

年棒1億もらってもやりたくないと思う、

敗戦処理係。

 

でも、

SCEはゲーム業界を荒れさせて、

儲けが出にくくした元凶。

小さいゲーム屋やゲームメーカーは、

PS2時代にほぼ淘汰されて、

大手ゲームメーカーも合併などの再編の嵐。

 

平井さん自身は同情するけど、

SCEに同情する気はない。

 

解体されてください。

 

そして一部存在する、

SCE発売の良ソフトの版権を、

放出してください。

 

たぶん、近いうちに現実になる。