アパシー レビュー  | yosiのゲーマー日和

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アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

前回記事ファミ通レビューを読んで

アークシステムワークス

アパシー ~鳴神学園都市伝説探偵局~

公式サイト

 

現在4時間ほどプレイ。

 

ライトノベルが好きな人には、

相性が良さそう。

 

・ライトノベルって?

 

漫画的な「キャラの個性」や、

「ハチャメチャな世界観」や、

「ドタバタなノリ」が重視された、

文芸作品とするにはちょっと軽いノリの、

小説のこと。

 

↑と自分では思ってる。本当の定義は知らない。

 

で、yosiは妹に勧められて、

いくつかライトノベル読んだことあって、

けっこう馴染める。

 

そのため、

アパシーのノリにも付いていける。

ちょっとキャラ個性が強くて、

人によっては馴染めない人もいると思うが。

 

【キャラクター】


タイトルにもなっている、

「探偵局」の人員。

 

・主人公 

現代風な口の悪い無気力人。

でも選択肢によっては熱い人にもなる。

特殊な力の眼を持ってる。

こいつに共感できないと進めるのがつらい。

 

・卒業した男の先輩

飄々とした人。

絶対的強運の持ち主で、

彼はじゃんけんすら絶対負けない。

主人公を勧誘してる。

 

・女性の現会長の先輩

記憶力がすごい。

シナリオによっては主人公にかなり暴言を吐く。

正式に部員になった後は主人公をパシリに。

 

・影の薄い男性

いつもいないようだけどいる。

でもいないこともある。

でも実はいたりする。

空気。

 

忍者の末裔とのうわさもある。

でも、いまだに何の活躍も見たことない。

空気。

 

他にも、

異常なテンションで語尾に、

「だワン!」「シクシクさんじゅうろくなのだ~」とかつける、

女子中学生とか。

 

砂糖を丸ごと入れた麻婆豆腐と作ったりする、

主人公の幼馴染で居候先の気が強い女同級生とか。

(この設定の癖に主人公との恋愛話は全くナシ)

 

お腹いっぱいになるくらい、

キャラ個性は充分。

 

【ストーリー】

 

思ったより怖い話が少ない印象。

その分、バリエーションは豊か。

「ネットの怖さ」とか現代でもありえる話もあったり。

かと思うと全く不可思議なだけの話もあったり。

玉石混合。キラリと光る話も一部ある。

 

【システム】

 

及第点。

何度も繰り返し遊ぶことを前提にしてるゲームだけど、

早送り機能や章選択機能があって、

ストレスは少なく遊べる。

早送りはそんなに高速じゃないけど。

 

セーブはいつでもできるけど、一つのみ。

ゲームオーバーもある。

 

また、非常に独特の画面構成で、

「基本的に人物描写は白黒」

だが、主人公が特殊な力を使ったときには、

ちゃんと色付きで状況が表現されるので、確信犯。

 

容量が増えると付け足すことばかり考えてしまうけど、

このソフトはあえて「マイナスする事」で、

主人公の力の特殊さを表現してる。

こういう演出は好き。

 

背景は色付き。

 

【BGM】

 

可もなく不可もなく。

平和なシーンの音楽は結構気に入ったし。

恐怖シーンの曲も不穏だけど、

不協和音ほどではなく聞けるレベル。

 

普通に環境音楽の役割を果たしてると思う。

 

【結論】

 

・怖い話好き

・テキストアドベンチャーが好き

・ライトノベルが好き

 

以上の条件の何かを満たしていれば、

楽しめる資格は充分。

 

ただ、何も満たさない人に、

自信を持って勧められる作品ではない。

ちょっと文章やキャラクターに癖があるし。

 

あと、ボリュームはそんなに多くなさそう。

 

おかげでこの週末やりこめば、

コンプリートできそうな勢いで、

社会人にはありがたいが。

値段は¥4000ほどだし、これくらいで適正と思う。

 

yosiはけっこう気に入ったので、

このままプレイ続行予定。

 

【オマケ】


 

…影の薄い人が、

いまだに何も活躍してなくて…。

せめて、一つぐらいなんか見せ場あるよな?

 

それもないくらい影が薄いのか?

 
それが目下一番の注目点。
 

一応パッケージの端にもいるメインキャラなのに…。

↑記事上部のパケ画像参照。黒い髪の男の子。