難易度設定を間違えた「ブラックジャック 火の鳥編」 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

ゲームメーカーのセガ、
独自流通通販サイト、
セガダイレクト。
 
3/31でサービス終了ということで、
なんか買い残したものはないか、
チェックしてたところ。
セガダイレクト
 
一年前に発売した、
DSゲーム、
ブラックジャック火の鳥編のサントラを、
抑えておくことにした。

セガ
ブラック・ジャック 火の鳥編
公式サイト
 
↑コレはあくまでゲームの公式サイトね。
 通常の通販サイトにサントラは売ってない。
 
で、音楽自体は、ジャズを基調に
なかなか大人な雰囲気にしつつも、
「手術シーンのキャラクター」にあわせて、
作られた様々なテーマソングがある、
バラエティに富んだ構成。
 
アトム(らしき)少年の時には、
熱血っぽい音楽が流れたり、
ゲームに入らなかったエンディンボーカルがあったり、
良い感じだった。
 
で、サントラにプロデューサーの曲紹介があったのだが、
その中にこんな一文が。
「作ってる最中は【このゲーム簡単すぎる】と思ってたので、
発売後の【難しくて進めない】という評価に愕然としました。
考えてみれば、このゲームは手先をかなり細かく、
動かすことを要求されるのですが、
作ってる連中は絵描きやプログラマーなど、
大体そうことが得意だということを忘れておりました。
反省するとともに、お詫び申し上げます」
 
本当に、誰か一人、
客観的視点の人間がいれば、
防げたかもしれないのに。
 
yosiみたいな不器用人間には、
中盤に行くことすらできなかったよ…。
 
また、このゲームには、
お金という要素があって、
貯めれば多少下手でも手助けしてくれる、
アイテムを買えるのだが…。
 
高い。
 
「このままでは簡単にクリアされてしまうと考え、
土壇場で値段を上げました」
 
これもプロデューサーの仕業か…。
 
本当、イージーモードをつけるか、
お金がもう少し溜まりやすかったら、
オススメゲームとして紹介したのに。
 
題材、ゲームシステム、シナリオと、
なかなか良好だったから、
惜しいったらありゃしない。
 
ゲーム製作者の皆さんは、
この教訓を覚えておいてください。
 
本当なら名作だったのに、
調整を間違えた為に、
なりそこなってしまうこともあるんですよ。