バーチャルコンソールは、
Wii専用コンテンツの
【ネットで配信される昔のままのゲーム】
4/22より、
あの注目ソフト
「ヘラクレスの栄光Ⅲ」の続編がダウンロード開始予定。
まずは過去記事を再掲載↓
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・ヘラクレスの栄光Ⅲ 800P
↑詳しくはこちらを。
要点をまとめると。
「評価の高いストーリー」と
「オーソドックスなゲームシステム」
【2DRPG好きで時間がある方にオススメ
序盤はダルイかもしれない…】
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Ⅲはシステム的にちょっともっさりしてるので、
強くおススメはしてない。
で、今度配信される、
Ⅳの解説。
・ヘラクレスの栄光Ⅳ 800P
特徴は「トランスファーシステム」
ゲーム中のさまざまな人物の身体を借りて、
それぞれの特技を活かし戦闘をこなしていく。
巫女の身体は魔法系が得意。
青年剣士の身体は剣が得意。
大臣の身体は賄賂が使えるけどあまり役に立たない。
街の女性のモテモテのイケメンもあまり役に立たない。
動物の身体は全般的に戦闘が得意。
道化師や発明家の身体は特技が便利。
スキンヘッドでデブのいかつい身体は炎を吐ける。
全部で対象が100体くらいいるので、
なかなか戦略性がある。
ネタのような役立たずもけっこういるが、
そういう場合でも町の人のせりふが変わったりするので、
乗り移る価値があったりする。
これは他に類を見ない、
今作ならではの独特システム。
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ストーリーもなかなかいい。
衝撃的だったⅢ程ではないけど、
同じシナリオライターの作品で
そつなくまとまっている。
ちなみのこの人は、
「ファイナルファンタジー7、8、10」や
「大乱闘スマッシュブラザーズX」のストーリーモードの、
シナリオを担当してる現在も現役の人。
特に印象に残ってるのは、
中盤で仲間になる「母思いの少女」の結末。
平凡な一般人だった少女に待ち受ける、
その運命とは?
………………
ネタバレなので書けない。
興味ある人はプレイしてみて。
少なくとも、他のゲームで同じ例を僕は見たことない。
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戦闘やシステム面は、
前作よりも良い方面に進化していて、
オーソドックスな2DRPGなりに快適。
戦闘の戦略性と合わせて、
Ⅲよりもゲーム的に深まっている。
つまり、
・ストーリー 優良
・システム 可
のⅢ
・ストーリー 良
・システム 良
のⅣ
という感じ。
1990年代を代表するRPGの一つなのは間違いない。
ⅢとⅣは直接のストーリーの関連はなく
どちらからでもいい。
まぁⅣ遊んだ後にⅢには戻りづらいかな…。
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音楽の出来はシリーズ最高。
いや、Ⅲも良かったんだけど、
Ⅳはさらに良くなっている。
地域が違う町を訪ねるたびに新曲が聴け、
実際に地域に根付いた民族風のさまざまな曲が用意。
ギリシャアテネの優しいメロディ。
過疎った町トロイの寂しげで楽しげな独特のリズム。
砂漠の町ペルシャのオリエンタルな雰囲気。
ピラミッドのいかにもな音楽。
故郷アトランティスの想い出。
幻想的で美しい前半のフィールド曲。
戦闘的で勇ましい後半のフィールド曲。
今でもCDを良く聴いてる。
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5月にDS版の新作が発売決定したので、
「昔ながらのRPGに違和感がない人」は
この機会に前作ⅢやⅣをダウンロードしてみては?
- ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~
- ¥4,401
- Amazon.co.jp
というわけで、
「ヘラクレスの栄光シリーズ」のファンとして
5月、もちろん新作は買う。