2001年 コンビニで学んだ事… 3 -¥80000 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この話は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 


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貸し金2回目は 

【四国から上京中の、

元専門学校クラスメイト】

 

家賃の更新料が足りないので、

13万を貸して欲しいとの依頼。

 

彼の家は西葛西。

ほとんど千葉県の近くの東京で、

神奈川の横須賀市の僕からすると、

専門学校の人に合うのにちょうどいい拠点だった。

実際、何度も泊めてもらっている。

 

しかしその恩を差し引いても、

さすがに13万は高い。

 

このお金貸し借りの交渉の際、

部屋に来ていたので、

見渡すと。

 

【趣味合わない…】

 

貸し金1のときのように、

僕と同じゲーム雑誌志望のクラスメイトなら、

何か奪えるものもあるが。

 

彼はスポーツ雑誌志望。

全然趣味が合わない。

部屋を見ても欲しいものが無い。 


僕。

「じゃあ、特に欲しいものが無いから、

担保としてパスポートを借りておくよ。

どうせ、そんなお金ない状況で、

海外に行くことは無いよね?」

 

「分かった…」

 

というわけで、

パスポートを担保に13万円を貸してみた。

 

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結論的には失敗。

13万円のうち5万円くらいしか返ってきてない。

 

パスポート持ってても、

お金にする方法知らないし。

そうこうしてる内に期限も切れてしまった。

 

もっと役に立つものをもらっておけばよかった。

 

とはいえ何度も、

彼の家をホテル代わりにしてた恩もあるので、

全てが全て損をしていたわけじゃないが、

お金的に見れば8万の損。

 

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というわけで、

2001年当時、

僕は今まで貸し金履歴は2敗。

 

そして、岩越店長の、

「お金貸してくれないか?」という言葉を聞いて思ったのは、

【今度こそ失敗しない!】というリベンジ精神。

 

間違っていると思うでしょ?

 

間違いなく間違ってる。

 

しかし当時の僕は、

3度もその間違った選択肢を、

選んでしまった世間知らずであった…。

 

というわけで、

次回、やっと本編に続く。