2001年 コンビニで学んだ事… 7 中国人バイト | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この話は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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八重樫さんが消え失せて、

募集の末入った、

新人パクくんは、

中国人学生。

 

……………。

 

まあ、見栄っ張りで虚飾壁があって、

それでいて最低限の片付けも出来なかった、

八重樫さんに比べれば、

マシかもしれない。

 

というわけで、

教育係として僕が夜勤シフトに入る。

 

「はジメまして。パクでス」

 

ちょっと癖はあるけど、

きちんと日本語として通じてる。

大丈夫かもしれない。

 

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伊勢左木町は混沌の町と、

最初に書いたけど。

 

実際、中国人や他のアジア人と思われる人が、

当たり前にコンビニや牛丼屋に存在してる。

これはうちの店に限らない。

 

位置的にはしばらく歩くと横浜中華街もあるんだけど、

伊勢左木町近辺そのものに彼らの住まいがあるようだ。

 

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とはいえ、

やっぱり正直に言うと日本人の方が教えやすい。

これはもうしょうがないだろう。

レジは安心して任せるのはちょっと無理だったし。 

 

タバコとか聞き取れないんだよね…、

パク君。

 

ただ、夜勤の仕事は、

主に荷物の整理がメインなので、

そちらの作業については問題なくできるので、

とりあえずの戦力にはなった。

 

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二日目。

パクくんとの会話。

 

「パク君何歳?」

 

「にじゅウさいのリュウガクせいですヨ。

よしさンは?」

 

「2○歳【←二十代前半】だよ」

 

「かノジョいまスか?」

 

「いない。ずっといない」

↑人生=彼女いない。

 

「まタまタまタ(笑)ほんとウ?」

 

「本当」

 

「かわいソウだね…」

 

なんか同情されてるんすけど。

 


「まあオチこむな!なんとカナルさ!」

 

なんか見下されてるんすけど。

 

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そんな感じでそこそこ友好的に、

仕事もレジ以外はまあまあできるし、

大丈夫と思ってたところで。

 

3週間くらいで連絡なく来なくなった。

何なんだよ!もう!

 

というわけで、

夜勤の話、もう少し続く。