2001年 コンビニで学んだ事… 14 恋愛…? | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この話は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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【本編とはあまり関係ない恋愛話】


千沙は、

マキちゃんと同じく女子短大生。

 

マキちゃんは夕方だけだけど、

千沙は朝、昼勤務。

どちらも学生なんで週2~3日の勤務。

 

ちょっと痩せ型の不幸そうな顔立ちの千沙からは、

良く相談を受けていた。

 

「彼氏がコンビニで勤務してる」

 

ふーん。

 

「彼氏がコンビニ辞めて、

家を手伝ってる」

 

ふーん。

 

「彼氏がよく殴ってくる」

 

ふーん!?

 

「いや、殴る彼氏って…」

 

でもこんな良い所もあって~

一緒に釣りしてくれたり~~~~

~~~~~~~~~~」

 

彼の弁護が始まる。

 

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なんというか、

千沙は不幸そうではなく、不幸なんだと分かった。

厳格な家に育ち勉強勉強。

そんな日々を埋めてくれる彼氏。

でも、どう話を聞いてもあんまり良い人じゃない。

 

というわけで元気付けるため、

僕、千沙、マキちゃん、男子大学生バイトのやすし4人で、

何度かカラオケに行ったりして。

 

そこそこ仲良くなって。

 

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その日僕は、

中学の男仲間と一緒にスノーボードに出かけて、

新潟から夜12時に帰って。

 

また、次の日は朝8時から勤務。

ぼろぼろの身体で寝ようとすると、

千沙から電話。

 

「~~~~~~~~~~で、

彼氏と別れた~~~~~

~~~~~~~~~~~」

 

もう、本当に疲れていたんで、

全然内容を覚えてないんだけど。

 

どうやら、あの問題ある彼氏と別れたそうだ。

 

で、気づくと夜2時。

結局、3時間しか寝れず出勤。

 

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で、なんかデートする流れになった。

人生で2度目の女の子と二人でおでかけ。

 

人生で一度目の女の子は、

デートのときに「私はレズビアンなんです、

であの子が好きなんです」と、

真顔で打ち明けてくれたけど。

 

はたして2度目のデートは。

 

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結局の所、

僕はゲームが主な趣味のため、

デートスポットはよく知らない。

 

ただ、ピンクの髪の高校中退のカッチャンと、

何度も夜勤上がりにカラオケに行きまくり、

歌唱力は多少鍛えられた。

 

カラオケデートが無難だな。

 

というわけで、

伊勢左木ショッピングモールで待ち合わせ。


伊勢左木モール8/20
↑イメージフォト 大体このあたりだった 撮影2008年



おお。着飾っている。

こうしてみると痩せ型の美人だ。

 

そして千沙の希望により、

伊勢左木の大戸屋で食事。

大戸屋伊勢左木店


 

そして4時間ほどカラオケ。

歌広場伊勢左木店

  

そのまま夜帰った。

千沙は、そのまま、

僕らが働いてるコンビニに向かった。

何か話があるそうだ。

 

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後日、マキちゃんが、

そっと僕に話してくれた。

 

「千沙ちゃん、デートの後、

店に来たんだけど。

yosiさんのこと愚痴ってたよ。

【帰っちゃった!】って」

 

え!?

 

だって、カラオケして食事して…、

結構楽しんでくれてたと思ったけど…。

 

あ。

 

人間の三大欲望。

【くうねるあそぶ】

 

【くう】と【あそぶ】が終わってたんだから。

 

あとは【ねる】だけ、か。

 

…人生二度目のデートで、

そんな高いハードル越えられないよ…。

 

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本編とは直接関連のない、

エピソードのため、あとは簡単に書くと。

 

デートはこのとき一回のみ。

結局後日、

千沙はバイトやめて一流会社のOLになり、

新しい年上の職場の彼氏を見つけ、

僕にわざわざ逢わせてくれた。

 

(千沙に貸してたマンガを返してもらうとき、

車で隣に彼氏が乗ってた。

しかも、しばらく一緒に乗った。

彼氏と僕会話無いっちゅーねん)

 

そして僕は人生=彼女いない暦は、

2008年も変わらず。

でも、女の子と二人で逢うくらいなら、

緊張しなくなってちょっと成長。

 

つまり恋愛(もどき)も、

コンビニで学んだ事のひとつ。

青春してたなあ。