・目次
この物語は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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二人の短大生の、
共通の話題は、
就職活動ということに気づいた。
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僕
「マキちゃんはあと一年あるんだよね?
就職は決まった?」
マキちゃん
「いいえ~。友達も特に緊張感ないし…。
まだやってませんね~」
千沙
「私ね…。
《一流企業の》今の仕事決めるまで、
何十社も受け続けたんだ」
そうなの?
千沙の苦労話が始まる。
「~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~というふうに…」
僕もマキちゃんも感心しながら聞いてる。
千沙が通ってたのは短大でもかなりのお嬢様が行くところらしく、
きちんと緊張感があったそうだ。
かたやマキちゃんは。
「バカ短大ですからね~
でも、確かに本当は、
そろそろ活動しなきゃいけないんですよね…」
「マキちゃん…就職活動は、
きちんとしたほうが良いよ。
僕みたいになるよ………」
↑この連載の最初にも書いてるけど、
そもそも僕は就職活動をしていない。
それでも仕事について何年も経ってるけど、
この職場がかなりイイカゲンなのは、
働いてる二人にもよくわかるだろう。
《さすがに50万の件や、
棚卸しの件や売上金の件は話してないが》
僕そのものが、
就職失敗の好例だ。
「マキちゃんは頭も良いし、
まだまだ頑張ればちゃんと就職できるはずだよ!
就職活動気合入れてみようよ!」
千沙
「そのほうが良いよ!」
マキちゃん
「……そうですね!はい!」
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当初はどうなることかと思ったけど、
どうにか、話題も盛り上がり、
やすしが合流するまで時間をもたせることが出来た。
そして4人で楽しくカラオケ。
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人間関係はこんなに平和なのに、
店の崩壊はどんどん進んでいる。
次回は崩壊第4弾。