・目次
この物語は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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まずは昔話から。
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雑誌編集の専門学校の十代後半の自分。
好きな人が出来た。
しかし好きな子はスポーツ雑誌志望で、
共通の話題が非常に少ない。
僕はゲーム雑誌志望の人間。
というわけで、
色々考えた末、
流行の音楽を聴いてみることにした。
それまでCDを一枚も買ったことなかったし、
CDプレーヤーも持ってなかったけど、
家にあった母さんのCDプレーヤーを借りて。
そして、最初に買ったCDがこちら。
↑シングルの説明
僕が始めて買ったCDは、
B'zのLiar!Liar!
レンタル屋での処分品のため¥100だった。
そもそもB'zというグループ自体知らなかったので、
このCDを買ったのはただなんとなく。
買ったときは読み方すら分からなかった。
後日ビーズと読むと知ったが。
でも、ムチャクチャ自分の心にヒットする、
情けない男のデジタルロックで、
その後何度も何度も聴いて。
B'zというグループ自体にも興味を持って。
- SURVIVE/B’z
- Amazon.co.jp
- で、次にLiar!Liar!が収録されてたアルバムも買って。
- これもヘビーローテーションして。
- その後、当時のB'zのアルバム、シングルを全て集めるくらい好きになった。
- ただ、ある程度カラオケに行ってるうちに、
- B'zの曲は歌うのはかなり難しいという事実に気づき、
- 歌うのは別の人の曲になっていった。
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- で、そんな努力の末、
- 専門学校卒業時には下手ながらも、
- カラオケのレパートリーは増えていた…が。
- 肝心の好きな子+スポーツ雑誌のみんなと、
- カラオケにいったのだが、
- 好きな子が歌ったのは演歌の天城越え。
- 流行の歌は聴かないそうだ。
- 少なくとも、好きな子と共通の話題という意味では、
- 全く持って空回りの青春。
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- で、その好きな子ととも、
- 【彼氏に殴られてる】という相談から始まり、
- 恐るべき結論を迎え、
- もう書きたくない。
- ドロドロの大人のドラマを、
- 傍から見てた。
- なので切り替えて。
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- 結論はともかくとして、
- その時の流行の歌を覚えようという努力により、
- 僕はレパートリーは本当に増えた。
- また、ピンクの髪のカッチャンが、
- 夜勤明けに毎回カラオケに誘うし、
- たまに彼女を連れてくるので。
- 女性の視点のアドバイスを受けることも出来た。
- こうしてコンビニ生活の一年でさらに、
- カラオケ力は磨かれた。
- 歌が下手な僕でも歌いやすい曲を見つけ、
- それを練習していけば、
- 聞かせて楽しませるカラオケも出来る!
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- 【2002年3月後半】
- この頃の僕は、
- こうしてかなりカラオケが好きになっていた。
- デート自体はほとんどしたことがないけど、
- カラオケなら自信を持って誘えるのよ。
- というわけで今回は昔話で終わってしまった。
- 続く。