2001年 コンビニで学んだ事… 55 抵当権 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この物語は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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【2002年7月】

 

やすしは工業系の正社員に、

就職活動を成功させていた。

 

おめでとう。


 

そして今日はゲームで遊ぶ集まり。 

 

「ごめんyosi

これ、俺にはちょっと向かなかったよ」

 

やすしから、

貸したゲームと攻略本を返してもらう。

 

俺の屍を越えてゆけ PS one Books
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公式サイト


俺の屍を越えてゆけ公式指南書―ソノ血、絶ヤサヌ為ニ
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そうか~。

3回通してクリアしたくらい、

僕的にはオススメのゲームだったんだけど…。

でも派手さに欠けるマニアックなゲームだから、

しょうがないか…。

 

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「いい物教えてあげるよ。

これが2ちゃんねるって言ってね…」

 

僕に2ちゃんねるを教えてくれたのはやすし。

 

そのときは良く分からなかったけど、

後日ゲーム情報はほぼ全て、

2ちゃんねるでまかなうことになるんだから、

やすしは恩人だ。


 

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そんな感じでゲームな会話を繰り広げる中、

岩越店長の話題になった。


「前に家が売りに出されてるって、

話を聞いたけど…」

 

やすし

「ああ…あれ、

売れなかったみたい。

 

抵当が色々付いてて複雑になってて…」

 

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ネット百科事典の解説

↑専門用語連発でややこしい。

 

僕も専門家ではないので、

簡単に説明すると。

 

【家を担保に金を借りた相手が複数いた】

 

で、借金の大半は、

本部相手だったらしい。

岩越店長は伊勢左木店は2店目なので、

その開店費用だったのか、

それとも棚卸し差異による借金か…。

 

で、新聞広告で買い手は付いたけど、

その権利のごたごたで、

結局売ることができなかったそうだ。

 

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典型的な破滅パターンじゃないか…。

 

売ることができれば、

一応まとまった額の借金はなくなるのに…。

買った額は保障されるわけじゃないにしても…。

 

僕は、やはり辞めたのは間違いではなかった。

このままじゃ岩越店長と一緒に沈むところだったんだ…。

 

そして僕の行動により、

米川さんとアキマサの給料遅延も解消したわけで。

二人ともお金面では救い上げることができたんだ…。

 

ただ、

岩越店長はどうなるんだろう…。

 

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時は流れて…。

 

【2002年12月】

 

続く。