・目次
この物語は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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【2003年2月】
↑遂に2003年へ。
米川さんに復職を断られたので、
副業は諦めた。
貯金は増えないけど、
まあその分週休二日だ。
この状況を受け入れよう。
念願のゲームコーナーに配属されたんだし。
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【yosiのゲーム店員日和】な、
日々がここらへんから始まった。
そしてそれは省略。
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しかし、
米川さんとしては、
僕の手助けがあったほうが、
多少なりともマシになるはず。
でも、それを断ったのは…。
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その答えを、
断片的にだけど、
知ることができた。
マキちゃん
「伊勢左木まで来てよ!
店のことで色々話したいことがあるんだ!」
なんか誘われた。
まあマキちゃんは彼氏いるんだけど。
でも、この数年で分かったな。
世の中にはいろいろな価値観がある。
千沙の価値観では、
彼氏以外の男と二人で会うのはNGのようだが。
マキちゃんの価値観では、
彼氏を裏切らなければ、
別に二人で会うくらいはNGじゃないらしい。
僕としてもマキちゃんは仕事仲間としても、
友達として非常に好意を持ってる。
会うこと自体はとても楽しみ。
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こうして2月某日。
マキちゃんと伊勢左木で喫茶店で会った。
もう彼氏と同棲してるので夜までには帰るそうだが。
そして聞きだした伊勢左木店の話は…。
「もう岩越店長は店にいないよ」
え。
「米川さんも、アキマサさんも」
ええっ!?
続く。