登場人物名、一部の会社名は架空のものです。
更新は月、水、金になります。
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偽造カードを使われたが、
たいしたこと無かった。
でも謎があるので独自に調べた。
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《2ちゃんねるクレジットカード版》
一度興味を持ったことは、
徹底的に調べる僕。
大手掲示板でとりあえず目に付いたスレッドを、
目に通し続ける。
↑参考スレッド ちょうど2002年くらいだし
色々なところで、
換金率の高い商品として、
PS2があげられている…。
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お金を借りることが制限されてる多重債務者。
そういう彼らが行き着く最終手段の一つが、
【クレジットカードショッピング枠現金化】
¥30000のPS2を買って、
¥25000で買ってもらえたら。
それが5台だったら。
とりあえず¥125000の現金が手に入る。
彼らは多重債務者なので、
後日¥150000の支払いが来ることは考えない。
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また、そういう多重債務者本人ではなく、
カードを取り上げた貸主ということもある。
この場合、もはや闇金かも。
まあ当時は2002年だし、
テレビで宣伝してるようなサラ金も、
キツイ取立ての一環としてやってたかも。
本人がどうなろうと興味は無くて、
貸した金が返ってくればそれで良いんだから。
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つまり、
【偽造カードの犯罪者】以外に、
【クレカ枠現金化希望の債務者】や、
【クレカを取り上げた取立人】等が、
平和なゲームコーナーの本体を利用しているのか。
なんというか、
ただのゲーム好きである僕には、
憤慨物の展開ではあるのだが。
でも、世の中理想どおりなんかには行かないし。
商売は結果が全て。
利用できるものは何でも利用しなきゃいけない。
だから観察はしてるけど、
販売制限は無い。
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特徴1
・女性は皆無
PS2本体を複数買いに来てる人は、
全て男性だった。
特徴2
・下手ないいわけをする
聞いてもいないのに、
「ビンゴゲームの景品で…」とか言って来るのは、
何か後ろめたいことがあるからだろう。
何も言わないほうが良いんだよ。
何か言っても、印象深くなって、
ただマークが深まるだけなんだから。
特徴3
・空気で何となく読める
狩るものと狩られるものの差というか、
後で偽造と判明するケースは、
やはりプロの犯罪者ばかり。
行動がスマート。変にマークされるような真似をせず、
余計な事をしゃべらない。
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こうして、
【本体を複数買って行ってくれる上客】との、
付き合い方を身につけた僕。
とにかく余計な解説は省いて、
とっとと売るだけだ。
ところが数ヵ月後。
佐保店長
「もう偽造カードだと保険は降りないから、
偽造の奴は本体売らずに追い返してくれ」
ええええ!?!?!?!?
さて、どうするよ。
続く。