ユーザーの視点を見なかった企業の末路 | yosiのゲーマー日和

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アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

ソニーと任天堂を隔てるもの

 

↑この記事を要約すると、

「成功体験から抜け出せないソニー」

「新しい道を模索した任天堂」

 

でも、

もっとも大事な視点が抜けているのでは…と、

個人的に思った。

 

「ユーザーを見てるか」

 

ソニーは、

PS2販売以降、

「ユーザーからの声」を軽視した。

 

ソニー発売の¥5800のソフトが、

半年で廉価版発売で¥2800

 

↑なぜこのようなことが起こるのかというと、

「~本売れたという実績を作る為」

 

確かに上司に設定された目標や、

株主、取引先には重要な報告。

 

そしてそんな実績はユーザーには何も関係ない。

そんなことのために

「発売日にソフトを買ったユーザー」を見捨ててる。

 

この例に限らず、

ほぼ全ての方向性が、

「取引先やマスコミ」に、

かっこつけることを最優先してて、

ユーザーの立場に立ってない。

 

ソフトの質も一部を除いて、

どんどんひどくなっていった。


特に「良いゲームでも売れなかった」シリーズは、

どんどん終わらせて、

売れているシリーズは「乱発」させた。

 

他の会社でも普通にあることだけど、

ソニーの場合露骨。

 

特に本当に人気の高かった車ゲーム、

「グランツーリスモ」シリーズも商売の道具に使われて、

体験版を¥3000近くで発売したり。



それでもソニーは時代を築いてきたので、

PS3でもユーザーの視点に立ったハード製作をしていれば、

王座の座は普通に守れたはず。

 

しかし結果は。

「¥60000という高さの上、

人によっては必要ない、

ブルーレイ規格の押し売りのPS3」

 

でも、

ユーザー軽視の会社が王者に居座られても、

「ゲームの面白さを少しでも、

多数の人に伝えたい」yosiには、

邪魔なだけなので、

コレでよかったと思ってる。

 

ちなみに任天堂は、

むかしから「ユーザーの視点に立つ」ことは一貫してる。

驕っていたといわれるファミコン等の成功期も、

「おもちゃ屋や他のゲーム会社を軽視したこと」は、

あるかもしれないが、

ユーザーは軽視していない。

 

Xboxのマイクロソフトは実は

ユーザーを軽視してた時期もあったけど、

いまは改心している。

(この会社の場合、

単独トップに立ったらまた軽視を繰り返すかも…

主観だが)

 

結論。

今のソニー→任天堂に王者が変更の、

業界バランスはなるべくしてなったし、

また、それでよかったと思う。

 

yosiも派遣社員。

会社に勤めてると目標達成とかも非常に大事。

ソニーの気持ちは分かるんだ。

 

でも、そのためにお客さんをないがしろにしてはダメだろ。