今のゲームは、
基本的に集団で作成するもの。
昔と違いゲームの規模が大きくなった現在、
ひとりの天才だけの力でゲームを作ることはできず、
集団の秀才の努力によってゲームは作られる。
が。
携帯ゲーム機だと、
驚くほど少人数でゲームを作っていたりするようで、
最近紹介してるDSの「世界樹の迷宮Ⅱ」の前作は、
6人で作っていたそうだ。
さて。
今回紹介するのは、
DSよりもさらに小規模の人数で作れる、
携帯電話ゲーム。
【もちろん、ゲームによって違うだろうが、
基本的に据え置きや携帯ゲーム機よりは少なめと思われる】
↑日本の本格推理の大家、
島田さんの御手洗シリーズに、
影響を受けていると思われる、
横浜が舞台の探偵ゲームシリーズ。
ゲームならではの仕組みが多く、
推理小説好きはかなり楽しめると思われる。
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ところが。
メインシナリオライターが退社しちゃったんだよね。
彼はメインシナリオや、
キャラクター設定、
さらには音楽まで一人で作ってたので。
退社イコール、
シリーズの終わりを意味するんじゃないかと。
ファンはみんなそう思ってた。
ただ、一応予防線は張っていた。
最初の4作はメインの人が作っていたんだけど、
5作目は別の人が作ったし、
一度作られたサブキャラがメインの外伝も別の人が作成。
正直、メインの人より質は劣った。
そしてメインの人退社後の発表された外伝も、
そんなに良い評判は聞かない。
そしてやっと本題。
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今回ついに、
癸生川の本編が作られた。
もちろんキャラクターを生み出した本人はもういない。
それで、どこまで作れるのか…。
でも、世界樹Ⅱもそうだったんだよね。
- アトラス
- 世界樹の迷宮II 諸王の聖杯(特典無し)
- 世界樹の迷宮II 諸王の聖杯 特典 サントラCD付き
- 公式サイト
- 実はこのソフトも、
- 「コンセプトを考えたメインの人」は
- 2作目の時点で退社してて、
- 志を受け継いだ別のスタッフが作成してる。
- で正直、1のコンセプトはきちんと活かされ、
- 特に劣化はしてないと思ってる。
- (この辺は人によって評価が分かれるところだけど)
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こうした例もあるし、
とりあえず、
その別の人が書いた癸生川の本編を遊んでみようとしたら。
【この機種では申し訳ありませんが対応してません】
キタ…。
癸生川のメインの人が辞めた理由もこれ。
どれだけ力作を作っても、
「うちの機種に対応してない!」
「まだか!まだか!」という声ばかりで、
耐えられなくなったのが理由らしい。
まぁ今の時点では、
auそのものに非対応の模様もようなので、
じっくり待つとする。
そして、「メインの人」がいなくても、
きちんと楽しめるゲームを作れるのか、
それともやはりだめなのか。
それをきっちり見極めようと思ってる。
というわけで、
ダウンロードできたら続く。