わが思い出の天外魔境 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
日曜に毎週のゲームプレイ近況連載中。
月曜はゲーム以外の近況日記。
火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

まずはこちらを。


ゲームに詳しい忍さんのブログ【忍乃閻魔帳】より

「戦場のヴァルキュリア」他

 

↑4/25の更新で、

さまざまなゲームニュースが紹介されている。

 

その中で、

特に大事なニュースがこちら。

 

PSP「PCエンジンコレクション発売決定」

PC Engine Best Collection 天外魔境コレクション
¥2,899

Amazon.co.jp


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【天外魔境シリーズとは?】 

ファミコンの次に発売し、

ある程度の人気を誇った、

ゲーム機「PCエンジン」の、

最大人気の和風RPG。

 

1990年前後、

まだ、ゲームに声が入ることすら珍しかったときに、

アニメーションを多用した大容量を、

見事に生かしヒットシリーズになった作品。


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【収録作1、一番のおススメ】

 

・天外魔境2卍丸

 

天外魔境シリーズの中で、

個人的にもゲーム業界的にも、

最高の出来なのは2作目。

DS 天外魔境 II MANJI MARU
¥2,480
メディアクラブNISHIKI
↑今でもおススメの、
大作RPG。
 
まともに遊ぶと50時間以上かかる大ボリューム。
豪華な声優、牧歌的で盛り上がるすばらしいフィールド音楽、
個性的過ぎる仲間&敵キャラたち、
手ごたえのある戦略的な戦闘と、
死角のない力作。
 
極論を言ってしまうと、
コレだけ遊んでおけば良い。
 
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で、
今回PSPで発売するコレクションには、
全部で4作収録されている。
他の作品も紹介。
 
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【収録作2 原点】
 
・天外魔境ZIRIA
 
初作。
ちょっと荒削りな部分が多く、
あまり、再プレイしたいとは思わない。
 
特に音楽が致命的で、
「有名作曲家」に数曲発注してもらい、
イベント音楽はすばらしい出来なのだが。
 
その分、フィールド、町、戦闘と、
全て非常に短くBGMのレベルに達してない、
聞き苦しい曲ばかり。
 
(主観)
 
戦闘のバランスも悪く、
長所もあるけど短所が上回りすぎてる作品。
今遊ぶならXbox 360で発売してるリメイクを推奨。
 
まぁ、リメイク、僕まだ遊んでないけど。

天外魔境 ZIRIA ~遥かなるジパング~

¥7,140

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評判を見る限り、

佳作以上秀作以下くらいの出来の模様。

 

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【収録作3 見所のある外伝】
 
・天外魔境風雲カブキ伝
 
外伝なんだけど、力をこめて作られた意欲作。
和風なんだけど
途中で舞台がヨーロッパに代わる。
 
ボスが全てミュージカルで歌を披露したり、
他のBGMも全般的にかなり質が良かったり、
キャラクターが生き生きしてる、秀作。
 
でも、敵出現率がもう間違いだろうってくらい高い。
ダンジョンでちょっと迷うとやってらんない。
ボスも強すぎることが多かった記憶がある。
 
だが、見所も多いので、
再プレイはしてみたい作品。
戦闘バランスで投げるかも知れんが。
 
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【収録作4 格闘ゲーム】
 
・カブキ一刀涼談
 
今回の収録作で、
唯一全く遊んだことのない作品。
なので、購入目的はこちら。
 
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というわけで、
こちら4作が入って、
¥2940というPSP版の価格は、
かなり破格。
 
(まぁ、バーチャルコンソールで考えると、
大体適正価格のような気もするけど)
 

7/31発売らしい。

とりあえず購入は決定だな。

 

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オマケ

 

天外魔境シリーズは、

幻のⅢが存在した。

PS2版で出ている同名作品ではなく、

発売中止になった「正真正銘の続編のⅢ」が。

 

(PS2版は色々問題も多く、

何より、名作だった2のスタッフがあまり関わっていない) 

 

で、本来Ⅲとなるはずだったシナリオは、

アレンジされて最近小説で発表された。

ハルカ 天空の邪馬台国/桝田 省治
¥1,890
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作者インタービュー記事
 
妹が買ってきて僕に「読め」と命令してきた。
 
読んだ。
 
本当に熱いパワーを持つ冒険活劇で、
「楽しい!」と言えるライトノベルだった。
特に敵キャラの驚くほどの醜悪さと、
主人公のスケベっぷりが。
(主観注意)
 
桝田さんは僕の好きなゲームに、
けっこう関わっていることが多い人で、
最近バーチャルコンソールで、
配信開始した「ヘラクレスの栄光Ⅳ」の、
ゲームスタートのイベントにも原案を出したらしい。
 
全てのゲームが面白いわけではないけど、
当たりのゲームのときはもう本当に最高のゲームクリエーター。
また、ゲーム業界に戻ってきて欲しい人。
 
今はゲームの活動はそんなに多くなく、
ちょっと小説で小銭を稼いでいるようだが。
 

鬼切り夜鳥子 ~百鬼夜行学園~ (ファミ通文庫)/桝田 省治

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鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー/桝田 省治

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鬼切り夜鳥子3 みちのく血煙慕情 桝田 省治

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【本当はゲームに使おうとしたプロットを
発売の見込みがないので小説化しましたシリーズ
気づくと3作発売中
1.2が現代劇の鬼退治物、3が鎌倉時代くらいの陰陽話】
 
最近あまり小説読んでないから良くわからないけど、
やはり熱中して読めた。
これも妹からから勧められた。
 
ここまで来ると天外魔境関係ないけど、
まぁ、関連作と言うことで。