2005年 外資の会社に勤めてた 回想12 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
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火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。


目次

 

・会社名 登場人物名は仮のものです

・この話はフィクションです 

実在のものとは一切関係ありません たぶん


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【勤務七日目】

ヤンキーっぽい新人の徳川君との帰り道。

 

とりあえずいくらか質問をされて、

僕の職歴と現在の立ち位置を話す。

 

「え!yosiさん俺よかそんなに年上なんスカ?」

 

僕は童顔なのか苦労知らずなのか、

とにかく本来の年より若く見られる。

もう30近い(2005年当時)のに、

大学生くらいと見られることもしょっちゅうだ。

 

で、彼は22歳だそうだ。

 

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「この仕事、楽っすね。」

 

マジで!?何いってるの!?

 

「いや、僕はもう毎日もう限界に近いけど…」

 

「俺、リフォームの訪問営業やってたんすよ。

アレに比べれば、声掛けりゃ入ってくれる営業っスから」

 

ああ、なるほど…。

よりつらい訪問営業してたんだ…。

 

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これまでの、

中村さんの過去の「マイライン営業」

劇団ひとり似の人の「布団営業」

西浦さんの「お菓子営業」と違い、

徳川君からはリフォーム営業の話を詳しく聞いてない。

 

なので、一般論として解説すると

大まかに分けて二つ。

 

【悪質リフォーム】

【普通のリフォーム】

 

徳川君がどちらに勤めてたのかまではわからない。

 

ただ、どちらにしろ「かかる費用が多い」から、

そうそう簡単にお客さんはいない。

仮に何とかその気になってくれても、

見積もりと費用でダメになることも多いだろう。

【悪質だった場合は、それをダマシ&インチキで乗り越えるだろうが】

 

直収電話営業の場合、

訪問したお客さんのほとんどが、

「潜在ユーザー」になりうるし、

契約時に費用を求めない。

さらに電話の基本料金、通話料が安くなるのは本当だ。

 

全く別の仕事をしてた僕には、

とても無理そうな「直収電話訪問営業」も、

他の訪問営業に比べれば全然レベルが低いわけか…。

 

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徳川君は他の新人と違い続きそうだ。

つまり、遂に後輩が出来てしまったということか…。

 

一件も契約取れて無いのに。

 

続く。