ドンキーコング3に見る挑戦と失敗 | yosiのゲーマー日和

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月曜はゲーム以外の近況日記。
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他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。


バーチャルコンソール(略称VC)は、

「Wiiで遊べるレトロゲーム」

公式サイト

↑詳しくはこちらを参考。


現在、毎週土、日のいずれかに、

VCかWiiウェア(Wii専用ダウンロードコンテンツ)の紹介を、

連載中。今回はVC編。

 

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遂にWii本体の容量が限界になってきて、

ファミコンゲームのダウンロードすら厳しい状況になってきた。

 

そんな中で、

勢いで落とした、

1984年の任天堂ファミコンソフト。



ドンキーコング3  500P

 

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最初にはっきり書いておくと、

僕はこのドンキーコング3を

失敗作と思ってる。

 

当時ファミコンで遊んでたときも思ってたし、

今、改めて遊んでみてもそう思う。

 

理由は、

「3という続編タイトルなのに、

前2作と全く違いすぎるゲームになっている」から。

 

ドンキーコング(初作)

ドンキーコングJr(実質2作目)

 

元々固定画面アクションの大ヒットだった初作。

 

主人公を変えるという改革があったり、

さまざまな新ギミックを用意したけど、

続編と呼べるレベルの変化だったJr。

 

この名作二本の続編としての期待に、

全く応えられる作品ではなかったのが、

このドンキーコング3。

 

ゲーム内容自体は、

シューティングゲーム。 


陣取りゲームみたいな要素もあり、

このゲーム独自の主人公がいて、

植物園みたいな背景も他に類を見ない。

スプレーで上に攻撃するというシステムも斬新。

 

ただ、前2作みたいな作品を求めていた僕には、

全く物足りなかった。

 

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でも。

今改めて考えてみると。

 

任天堂は1984年当時から、

チャレンジャーだったんだなと思う。

 

今までと同じ続編で無難に作ればいいのに、

一作ごとに全く新しい要素を付けていってるんだから。

まあ、ドンキーコング3は任天堂も失敗と感じてるようで、

今まで、歴史的にはほぼ抹殺されてきてたけど。

 

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ドンキーコング3の失敗は、

【続編タイトル】だったこと。

それに尽きる。

 

外伝的タイトルだったり、

もうちょっとゲーム性が伝わるサブタイトルがあったら、

僕も心の準備ができた。

 

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というわけで再評価。

 

【無難な続編を作らず、

意欲作に挑戦した、

当時の任天堂スタッフに敬意】

 

挑戦心をなくしたゲーム会社は、

衰退が待ってるだけ。

任天堂はこの頃から今までずっと挑戦し続けてると思う。

今でこそ成功が目立つけど、無数の失敗を重ねた上でのこと。


まあ、僕的に、

ドンキーコング3はプレイしててあまり楽しくないので、

今回のダウンロード後30分も遊んで無いけどさ。