・目次
この話は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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【2001年12月】
僕はクリスマスに良い思い出が無い。
それは、彼女がいないこともあるけど、
一番の理由は、
「サービス業のためいつも忙しい」から。
ゲームショップのときのポケモン包装紙地獄とか…。
でも、この年は比較的マシだったかな。
「クリスマスケーキいかがですか~~!!」
「クリスマスケーキいかがですか~~!!」
元モーニング娘。の市井さやか似の
女子短大生のマキちゃんと一緒に仕事なんで。
「彼氏はいいの?」
「彼氏は今日終わったら迎えに来てくれます♪」
【彼氏登場】
うわーごっつい。
こうして、夜10時、
マキちゃんはクリスマスの夜を彼氏と過ごしてた。
僕?普通に帰ったよ。
後日売れ残りのクリスマスケーキ頂いた。
やっほう。
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大晦日。
2000年~2001年夜に関しては、
僕が夜勤だったため。
当時の人気ボーカルユニット、
SPEEDが「1000年に一度の夜明けの瞬間」という歌詞を、
歌っていたころ。
- Dear Friends1/SPEED
- ¥700
- Amazon.co.jp
- Dear Friends2/SPEED
- ¥600
- Amazon.co.jp
僕はおにぎりの賞味期限をチェックしてた。
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しかし今回の2001年~2002年は、
夜勤で出てくれる人もいる。
僕は、年末年始用特別シフトではなく、
普通に曜日シフトで出勤。
僕は当時日月休みだったので。
30(日)31(月)は休み。
12月31日夜
そして普通に元旦出勤じゃん。
でも、朝からなので例年よりマシ。
紅白もカウントダウンも見れる。
次の日朝八時からだから、
すぐ寝たけどね…。
ちなみにうちの店、
元旦出ても何も手当て無い。
やっぱり、ちょっとおかしいよな。
まあ、それでも出る人がいるから、
店長が甘えていると思うけどね。
そして新年。
夜だろうと朝だろうと春だろうと夏だろうと、
忙しいこの店の、
数少ない「本当に暇な時期」
さすがの伊勢左木町も、
新年、特に元旦付近は完全に休んでる。
ダレモイナイ。
眠くなるような和風の元旦BGMの中、
荷物もほぼなく、お客もほぼいない。
ダラダラダラダラダラとした時間。
まあ、たまには仕事中休息してもいいよね。
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って。
2002年になってるじゃん。
この連載のタイトルどうするよ。
………まあ。
この物語が始まったのは2001年だし。
まあいいか。
今タイトル変えると混乱するし。
というわけで2002年突入したけど、
タイトルはそのままで続く。