・目次
この物語は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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【2002年12月】
米川さんに連絡を取った。
「久しぶりです!お元気ですか?」
「おお!ひさしぶりじゃんyosi!
PCショップは順調かい?」
「米川さん元気そうな声で安心しました!
僕の方は順調ですよ!」
↑自分では順調だと思ってた…。
「ただ、ちょっと収入が少なくて…。
で、伊勢左木店を手伝おうかと思って、
連絡したんですよ」
「………そう………」
米川さんの声が曇る。
「……?ご迷惑ですか……?」
「戻ってこないほうが良い……!!」
米川さんは暗く低い声で、
そう僕に言い放った…。
「せっかくyosiは脱出できたんだ…。
もう、岩越店長とは関わるな……!!
そのほうが良い!!!!!!」
………声に凄みがある……。
これは、米川さんの心の叫びだ……。
「………分かりました。
PCショップで頑張ります!」
「頑張れよ!応援してるよ!」
いつもの米川さんに戻った。
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いったい僕がいないこの半年に、
何があったんだろう…。
ただ、良いことではないのは、確かだな…。
続く。