・目次
この物語は現実を基にしたフィクションです。
登場人物名は仮名です。
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マキちゃんと別れて、
夜の伊勢左木町。
2008年撮影のイメージフォト
店の位置とはずらしてあります
伊勢左木店に着いた。
でももうほとんど前の人は残ってない。
マキちゃんはもうすぐ卒業で辞めるし。
つぶれていたりすれば感傷も無いけど、
何しろ見た目は全く同じままだしなぁ…。
店に入る。
見知らぬ人が店にいる。
たぶんあのおじさんが店長なんだろうな。
辞めた後もしばらくは気軽に入ってた、
事務所兼休憩室も、
今はもう入れないわけか…。
ん……あれは。
あれは大学生のC君!
まだこの店にいたんだ!
あまりにも地味な存在だったので、
特にブログでも紹介してなかった彼が!
軽く声をかけると、
やはり僕のことは覚えている。
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伊勢左木町を適当にぶらつき、
C君が上がったら店の外で会話。
しかしさすが地味な存在で、
コンビニの話としてはマキちゃん以上の事は、
何も聞けなかった。
でも、仕事仲間の話と、
彼自身の進路、
そして僕の今の仕事の話でひとしきり盛り上がり。
別れて。
そして気づいた。
【終電逃した…】
たいしたこと無いエピソードに続く。