2001年 コンビニで学んだ事… 63 資料閲覧後編 | yosiのゲーマー日和

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アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この物語は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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コンビニ開店の資料閲覧中。

 

「このチェーンだと、

コースが三つあるんですね。

 

Aコースが土地付きの人向け。

Cコースは初期費用が少ない人向け。

Bコースはその中間って感じですね」

 

「そうなんだ。

で結局、初期費用が少ないコースは、

その分本部に払うロイヤリティが高いんだ。

 

だから、

初期費用は惜しまないほうが、

長い目で見ると得なんだよ」

 

凄く簡単に説明すると。

 

Aコース 初期費用1000万+土地持ち 取り分30パーセント

Bコース 初期費用800万 借地 取り分20パーセント

Cコース 初期費用500万 借地 取り分15パーセント

 

↑(注)上の数字は本当に適当です。

 

でまあこんな感じで、

Cコースだと最初が安く開店できる代わりに、

その後延々高いロイヤリティを払い続けなければならず、

雇われオーナーみたいなものになる。

 

Aコースだと、

初期費用が高い代わりに、

取り分がかなり多く、利益がきちんと自分に換算される。

そのため従業員の給料等も融通が聞くし、

2店目を出すための費用も溜めやすい。

 

岩越店長の場合、

横須賀の店がAコース的契約で、

伊勢左木店がCコース的契約だったと思われる。

 

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そして根本的な疑問をぶつける。

 

「でも、これだけのお金を、

用意できるんですか?」

 

猿宮さんは、

経営していたスーパーをつぶした人。

その辺のことが気になるんだが…。

 

「その辺は大丈夫だ。

奥さんの稼ぎがあるからな!」

 

あ、そういえば…。

 

続く。