2001年 コンビニで学んだ事… 64 引き際 | yosiのゲーマー日和

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アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

目次

 

この物語は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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そもそもコンビニ開店の費用は大丈夫なのか?

その辺の疑問をぶつけてみた。

 

「奥さんの稼ぎがあるからな!」

 

そうだ。

猿宮さんは、

20代前半でニュージーランド人の奥さんを持つ、

驚くべき50代の勝ち組。

 

しかも奥さんは月収60万の英会話教師。

 

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正直なところ、

コンビニバイトの稼ぎなんて、

たかが知れてる。

 

猿宮さんがバイトの立場でいくら頑張ったところで、

そうそう新店の開店費用なんて溜まるもんじゃない。

せいぜい月収30万に満たないところだ。

 

しかし奥さんが高給取りだと、

話が異なる。

 

その30万を生活費用に回しても、

60万は貯金に回せる。

 

スーパー経営時の借金があったとしても、

膨大な額でなければ返せるし、

そもそも、うまく引き際を見極めていれば、

個人での借金はそんなになくても店は閉められる。

 

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経営者といってもいろいろあって。

 

大会社の雇われ社長の場合、

どれほど会社に負債をだしても、

個人の財産は出す必要は無い。

 

中小企業や個人企業の場合、

経営者自身の財産が担保になってるケースもある。

その場合で負債を出したら、

一文無しになったり大借金を負うんだが。

 

たぶん猿宮さんは、

改善の見込みがない赤字になった時点で、

きちんと店を辞めたのだろう。

ここがうまくいかない経営者は多いんだよな…。

 

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そして根っからの経営者気質である、

猿宮さんは、

コンビニバイトであっても夢は捨てずに、

チャンスを伺っていて。

 

そして、勝算を見つけたんだろう。

 

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面白い。

そもそもコンビニ開店の相談を受けるなんて、

めったにあるもんじゃない。

 

そしてまだ話は続く。