- DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ「京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」
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関連記事 ・簡易レビュー1 ・簡易レビュー2 ・クリア後レビュー
で。
山村美紗サスペンスの【舞妓】編を終わらせた。
だいたい2時間くらいかな。
感想は【デジタルノベル】
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ゲーム性は無い。
言い切ってしまっていいだろう。
これは、
自分のペースで読めて、
音楽とキャラクターと演出がある、
【一本道のゲーム小説】
前作………別シリーズの西村サスペンスは、
ゲーム初心者にも楽しめる推理物をコンセプトにしてたけど。
山村サスペンスはそれをさらに突き詰めていて、
キャラの移動もストーリーの流れで完全に決まってる。
(西村サスペンスは移動は多少の自由はあった)
そして。
別に悪いこととは思わない。
ターゲットに対するゲーム作りを徹底した作り。
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今作は本当にゲーム性が無いため、
【ゲーム慣れしてない人】に、
安心して勧められる。
誰でも詰まる要素が無い。
ただし、
ファミコンやスーパーファミコンの、
推理ゲームが好きだった人などは、
物足りなくなる可能性が高い。
だって、ストーリーを楽しむだけのゲームだもん。
刺激も少ないし。
ちなみに西村サスペンスは、
本編はほぼ同じでゲーム性は無かったけど、
オマケに短編推理ゲームがあって、
推理ゲーム好きもそこそこ満足してたけど。
今作のオマケは【雑学】と【京都クイズ】のため、
推理ゲーム好きは満足できないかも。
すでに大手掲示板ではクリア報告があるけど、
8~10時間くらいらしいので。
小説とかで考えると、
ちょっとコストパフォーマンスは高いかも。
定価¥3800だから、一時間¥400くらいだし。
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音楽は凄く良かった。
京都の和風のメロディの臨場感が最高。
また、推理シーンの緊迫した音楽も質が高く、
この点については全く文句は無い。
また、背景も綺麗だし、
ボタン、タッチペンどちらも選べる、
操作システムも快適。
適切なあらすじとか、
わかりやすい人間関係相関図とか、
遊ぶ人の事をよく考えた親切設定。
【短時間の娯楽が欲しい】社会人には、
それなりにおススメできる。
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刺激は少ない。
ストーリーは王道でわかりやすい。
僕はこのゲームのターゲットではないので、
ちょっと物足りなさは残るけど。
ここまでコンセプトがはっきりしてると、
人にも勧めやすい。
良いゲーム。