デジタルノベル 山村美紗サスペンスDSレビュー | yosiのゲーマー日和

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関連記事 簡易レビュー1 簡易レビュー2 クリア後レビュー
 
 
↑こちらが前作。
 
DS山村美紗サスペンス 京都殺人事件ファイル
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公式サイト
 
↑こちらが新作。
 
=============
 
と、思ってたんだけど、
公式サイトを良く見ると、
どこにも「前作、新作」という書き方をしていない。
全くの別物と扱われているようだ。
 

で。

 

山村美紗サスペンスの【舞妓】編を終わらせた。

だいたい2時間くらいかな。

 

感想は【デジタルノベル】

 

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ゲーム性は無い。

言い切ってしまっていいだろう。

 

これは、

自分のペースで読めて、

音楽とキャラクターと演出がある、

【一本道のゲーム小説】

 

前作………別シリーズの西村サスペンスは、

ゲーム初心者にも楽しめる推理物をコンセプトにしてたけど。

 

山村サスペンスはそれをさらに突き詰めていて、

キャラの移動もストーリーの流れで完全に決まってる。

 

(西村サスペンスは移動は多少の自由はあった)

 

そして。

 

別に悪いこととは思わない。

ターゲットに対するゲーム作りを徹底した作り。

 

===========

 

今作は本当にゲーム性が無いため、

【ゲーム慣れしてない人】に、

安心して勧められる。

誰でも詰まる要素が無い。

 

ただし、

ファミコンやスーパーファミコンの、

推理ゲームが好きだった人などは、

物足りなくなる可能性が高い。

だって、ストーリーを楽しむだけのゲームだもん。

刺激も少ないし。

 

ちなみに西村サスペンスは、

本編はほぼ同じでゲーム性は無かったけど、

オマケに短編推理ゲームがあって、

推理ゲーム好きもそこそこ満足してたけど。

 

今作のオマケは【雑学】と【京都クイズ】のため、

推理ゲーム好きは満足できないかも。

 

すでに大手掲示板ではクリア報告があるけど、

8~10時間くらいらしいので。

 

小説とかで考えると、

ちょっとコストパフォーマンスは高いかも。

定価¥3800だから、一時間¥400くらいだし。

 

============

 

音楽は凄く良かった。

京都の和風のメロディの臨場感が最高。

また、推理シーンの緊迫した音楽も質が高く、

この点については全く文句は無い。

 

また、背景も綺麗だし、

ボタン、タッチペンどちらも選べる、

操作システムも快適。

適切なあらすじとか、

わかりやすい人間関係相関図とか、

遊ぶ人の事をよく考えた親切設定。

 

【短時間の娯楽が欲しい】社会人には、

それなりにおススメできる。

 

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刺激は少ない。

ストーリーは王道でわかりやすい。

 

僕はこのゲームのターゲットではないので、

ちょっと物足りなさは残るけど。

 

ここまでコンセプトがはっきりしてると、

人にも勧めやすい。

 

良いゲーム。