2001年 コンビニで学んだ事… 19 時給後編 | yosiのゲーマー日和

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元ゲーム店員のゲーマー日記。
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火曜日は週刊少年ジャンプの感想。
他の日は漫画やゲームなど。
アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。


目次

  

この話は現実を基にしたフィクションです。

登場人物名は仮名です。

 

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僕の昼の時給は、

¥800からスタートして、

一度¥40上げてもらった。

 

そして仕事が一番安定してる米川さんは、

固定給。

一人だけ週6日勤務だし。

30代という年齢、立場からしても納得。

 

《でも、アキマサが時給高いって、

納得いかないぜ…

なんで僕が¥840で、

アキマサが¥880なんだよ…

僕の方が先輩で、重要な仕事もしてるだろう?》

 

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2008年の僕からすると、

この考えは間違っている。

 

理由は簡単で、

僕は【荷物をしまうのが極端に遅い】という、

弱点を抱えていた。

 

岩越店長が【荷物を速くしまうことが、

店で一番重要なこと】と考えていた場合、

アキマサの時給は正当なものになる。

 

そして僕は店長じゃないんだから、

時給のことの権限はない。

 

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しかしここにいるのは2002年の僕。

岩越店長に思いっきり訴えた。

 

「アキマサさんの時給が¥880で、

僕が¥840って、

納得いかないんですけど!」

 

「………!!! ああ…。

悪い悪い。

来月からyosiの時給上げとくよ!」

 

あっさり受け入れられただよ。

 

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ほら。

なにしろさ。

僕、岩越店長に50万円貸してるじゃん?

彼は立場的に僕に強いこと言えないの。

 

本当は言いたい事もあったかもしれないけどね。

 

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というわけで、

空気を読めずに得をしたエピソード。

 

ただ、時給を決めるのは払う人だけど、

派遣社員とかの立場の場合は、

ちゃんと時給のことは交渉すべき。

 

ただそのときに、

「Aさんがあれなのに私は…」は止めよう。

「私はコレだけ働いているんだから」とか、

正当に訴えようぜ。

 

僕はこのとき、

《アキマサに時給を聞いたあげく、

それをネタに店長と交渉》という、

二つのタブーを犯してる。

 

あまり褒められた話じゃないので、

真似しないでくださいな。